【幼児】【歩育】幼児期の散歩で豊かな心を育む「歩育」の効果と楽しく取り組めるコツ

歩育
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実は散歩が子どもの成長に大きく関わっているってご存知でしたか?

幼児期に歩くことで基礎体力をつけ、新たな発見や親子のコミュニケーションで心を育み”生きる力”をつける「歩育」という新しい取り組みがあります。

 

今回は「歩育」の効果と楽しく歩育に取り組めるコツをご紹介します♪

現代の子ども達の現状

多様な室内遊びの増加や勉学重視の生活から、室内で過ごすことが増え、移動手段も車や電動自転車、公共機関の発展などで歩く機会が減少しています。

現代の子ども達をとりまく環境が便利になることで、運動機能の低下を引き起こしています。

子ども達の運動能力低下は文部科学省でも問題視されています。

 

運動能力低下がまねく影響

 

運動能力の低下により、基礎体力がつかず疲れやすい身体になったり、肥満や生活習慣病の原因になります。

 

さらに、気力や意欲の減弱により学習能力の低下や、対人関係などのコミュニケーションがうまくとれないなどの、精神面や心の発達にも重大な影響を及ぼすことにもなります。

 

「歩育」で基礎体力を向上させ、健康的な生活習慣を構築しましょう!

期待できる「歩育」の効果

 

▶五感を刺激して脳を鍛える

青い空、色とりどりの花、虫を観察する…

植物、土の匂いをかぐ…

鳥のさえずりを聞く…

など、子どもはささいなことでも興味を持ち、刺激をたくさん受けます

室内では感じることのできなかったことを、外では五感をフルに使って感じることができるので、脳の発達を促すことになるのです。

お家のようにおもちゃがあるわけではないので、自分で草木を使って遊ぶなど、想像力を磨くことにもなります。

 

▶親子の会話で言語機能が向上

ただ黙々と歩くのではなく、会話をしながら楽しい気分で歩きましょう!

親子で会話をすることで脳神経細胞の発達、子どもの言語機能と言葉の理解力が向上します。
 
ゆっくり外を歩くことで、ママもリラックスできて子どもとじっくり向き合うことができます。
 
 
さらに、子どもにとって外はたくさんの新発見をする場所なので、これはなんだろう?と思う物に対しての探求心や、ママが説明することで理解力が高まり、それらの会話で親子のコミュニケーションを深めることにもなります。
 

▶基礎体力・運動能力の向上と健康的な生活習慣をつける

体力は人間の活動の源であり”生きる力”になります。

特に幼児期は神経機能の発達が著しく、身体をコントロールするなどの運動調節機能が向上する時期です。

 

歩く以外に、走る、はねる、跳ぶ、登る、降りる、避けるなどの「体を移動する動き」、立つ、座る、回る、渡るなどの「体のバランスをとる動き」と基本的な運動機能を形成することができます。

 

運動機能が発達することで、けがや事故の防止に繋がり、日ごろから体を動かすことで持久力を高めることにもなります。

 

さらに、運動をすることで食欲増進、質の良い眠りに繋がるので生活習慣を整えられて、肥満や体調不良を防ぐ効果もあります。

お子さんが「ご飯を食べない」「昼夜逆転生活になってしまっている」など生活リズムが乱れているなら、適切な運動をさせてみると生活改善になるかもしれません。

 

▶心の安定につながる

「セロトニン」という脳内成分があります。セロトニンは別名「しあわせホルモン」と呼ばれ心の安定に必要な成分です!

 

セロトニンが不足すると脳の機能の低下や、心のバランスを崩してしまい、ストレスや睡眠障害を引き起こします。

 

セロトニンは「太陽を浴びる」、ウォーキングやスクワットなどの「リズム運動」をすることで分泌されるので、「歩育」は心の安定にはピッタリですね。

 

▶地域交流や人との関わり方を知る

小さい子が歩いていると、特におばあちゃんおじいちゃんが「可愛いね」「たくさん歩いて偉いね」と声をかけてくれることがあります。

他のお子さんとも触れ合える機会もあって、特に保育園や幼稚園に通っていない子や、日ごろ他のお子さんと会う機会がない場合には、良い刺激になりますね。

 

挨拶をするなどの交流から、社会性を身に着けることができ、ママも子どもも地域交流が増えます。

 

▶交通ルールを知る

外を歩くことでしか教えられないこともあります。

 

道路にはたくさんの車が走っていること、車以外にも自転車があること、信号を守る、左右を見るなど、外の環境や交通ルールを学べます。

 

また、自分の子どもが道路に飛び出してしまうタイプなのか、左右を確認できているかなどを見ることができ、ママも子どもと一緒の時はどのように注意しながら歩くべきかを知ることができます。

 

心を育み楽しみながら歩くコツ

▶「早くして!」はダメ!子どものペースに合わせてゆっくり

散歩はゆっくりと子どものペースに合わせて歩くことが大切です。

興味があるものを見つけると、何度も立ち止まったり、じっくり観察します。

 

散歩をするときは時間がかかることは承知で、ママも時間に余裕を持ってゆっくりと歩き、立ち止まり、子どもが満足するまで付き合いましょう。
 
そうすると、より五感を刺激して効果的です。

 

ただし、危険なものや病原菌の心配があるもの(ゴミ箱、動物の糞など)には触らないように気を付けましょう!

除菌シートを持ち歩くと便利です。

▶子どもを飽きさせずに歩く方法

子どもは気分屋ですから、すぐに帰りたがるかもしれません。

そんな時は、木の陰でかくれんぼしたり、歌を歌ったり、競争してみたり、色を探しながら歩くなどしてみてください。

 

散歩は楽しいことだとわかってもらうことも大切です。

 

それでも帰りたがる場合は、子どもの意思を優先して早めに切り上げるなど柔軟な対応も必要です。

歩いてくれない、とママがピリピリすると子どもに伝わってしまい、散歩が嫌いになってしまっては意味がありません。

無理に長い距離を歩かせる必要もないので、焦らずゆっくり実践しましょう!

 

▶散歩のあとの楽しみ

4~5歳になったら、散歩のあとに今日あった発見を1行日記のように記録してシールを貼るなどの楽しみが増えると、より散歩を楽しんでもらえて、子どもも散歩をする目的を持つことにもなります。

 

あとで一緒に記録を見返すことも楽しみのひとつになりますね♪

 

おわりに

「歩育」の効果は私自身、自分の子どもと散歩に行って実感していて、走り回って遊具で遊んだり、季節ごとにちがう植物を見たり触ったりと子どもの目が本当にキラキラしています。

その中での会話もいつの間にこんなに喋れるようになったのかと感動するときもあります。

うちの子はよく昼夜逆転してしまうのですが、散歩に行った日は寝つきがよく、朝まで寝ます。

共働きなど忙しくて中々散歩の時間が取れない家庭もあるとは思いますが、休みの日にでもお子さんと散歩に出かける時間をとっていただけたらと思います。

子どもの表情などから「歩育」は本当に必要なことだと感じました!