【幼児 頭部打撲】救急車を呼ぶか、呼ばないかの判断

育児
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幼児期はたくさん体を動かしたり走り回ったりするようになりますが、その分、遊びや普段の生活の中でケガをすることも増えてきます。

救急搬送で多く見られるケガの「頭部打撲」は、頭ということもあり、心配で病院に駆けつけたり、救急車を呼ぶ場合もあります。

 

実はつい先日、娘が頭を打ち救急搬送で病院に行き「脳震盪(のうしんとう)」と診断されました。

 

頭部打撲では必ずしも救急車を呼ばなければいけないわけではありませんが、呼んだ方がいいのか?呼ばなくてもいいのか?

その判断に迷われる方もいらっしゃると思うので、今回の記事では頭部打撲で救急車を呼ぶか呼ばないかの判断について、実際に起こった娘の症状と併せてお話します。

 

救急車を呼ぶべき症状

頭を打った、打った可能性があるときは、落ち着いて以下の症状がないか確認しましょう。

 

1.意識がない、意識がなかった時間があった

2.吐き気・嘔吐が何度も繰り返される

3.ぼんやりしている、元気がない、眠っていってしまう、起こしても起きない

4.痙攣(ひきつけ)を起こす

5.手足に力が入らない、動かない

6.頭を触ると凹んでいる部分がある

7.耳から出血している

8.普段と様子が違う

 

このような症状がある場合はすぐに救急車を呼びましょう。

頭を打ってすぐに泣いたり、たんこぶも出来ておらず、受け答えができるようなら自宅で様子を見て頂いて大丈夫です。

 

上記のような症状がすぐに出ない場合もあります。

頭を打ってから3~4時間は様子を見ておいた方がいいです。様子を見ているうちに症状が出た場合はすぐに救急車を呼ぶか、速やかに自家用車等で病院を受診しましょう。

 

時間が経ってから症状が出た時などのために、予め病院に行く準備などをしておくと良いと思います。

 

 

先日の娘の症状としては、3回ほど嘔吐して元気がなく、横になってばかりで目を離すとスゥッと眠ってしまい、声をかけたり肩をゆすっても起きませんでした。

タクシーで病院に向かう予定でしたが、呼び掛けても反応がなくなったので救急車を呼んだのですが、脳神経外科の先生は「救急車を呼んだことは正しい判断だった」と仰っていました。

 

声に反応しなくなったときは冷や汗をかきましたが、以前軽く頭を打った時に頭部打撲の症状などを調べていたので、焦りながらではありますが救急車を呼ぶ判断ができたんだと思います。

 

子供によくあるケガのことは、事前に調べて知っておく必要があるんだということと、知っていてよかったと改めて実感しました。

 

 

救急車を呼ぶ必要はないが、受診した方がいい症状

もし、救急車を必要とする症状ではないが大きなたんこぶ出血がある場合や心配な時は自家用車やタクシーで病院を受診してください。

 

頭皮は血管が豊富で、動脈がすぐ皮膚の下を走っています。その動脈が切れると血が吹き出すのです。

出典:島脳神経外科整形外科医院

 

頭部の挫創(切り傷)は出血が多く、驚いてしまうかもしれませんが、まずは落ち着いて止血しましょう。

10分ほど乾いたタオルで傷口を押さえていると、ほとんどの場合は止血できます。

 

 

何科を受診するのがよいのか?

 

頭を打った時は脳神経外科?整形外科?形成外科?どこを受診したらよいのでしょうか?という質問をよく見かけます。

私は娘が初めて頭を打った時は、小児科?!とも迷いました。

整形外科でも外傷は見てくれますが、頭部顔面外傷はCT検査ができる脳神経外科の方がいいそうです。

 

昔ながらの単純レントゲンは情報量が少なく医学的にあまり意味がなくなりました。頭部外傷で十分な情報がえられる検査はCTしかありません。

出典:稲村脳神経外科クリニック

 

レントゲンと言えば放射線ですね。CTは放射線を使用するのでMRIを希望される方が多いそうです。しかし、MRIでは頭がい骨骨折を診断しにくいという欠点と約10分以上を機器の中でジッとしていないといけないので、10歳以下の幼児には麻酔を使用します

 

娘もCTを撮ることになり、先生から「数日間分の自然放射線(自然界にもともと存在する放射線)を浴びることになります」と説明がありました。

 

 

頭部外傷後の注意点

■病変

頭を打った時には、頭蓋内に出血・脳挫傷などの病変が起こることもあります。

頭を打ってから6時間以内に起こることが多いのですが、時には1~数日経ってから起こる場合もあります。

 

1.頭痛がだんだん強くなる

2.吐き気・嘔吐を何度も繰り返す

3.ぼんやりしていて元気がない

4.放っておくと寝てしまう、起こしても起きない

5.手足に力が入らない、動かない

6.痙攣(ひきつけ)を起こす

 

上記のような症状に注意し、症状が出た場合にはすぐ病院を受診しましょう。

 

■入浴

頭部打撲後は安静にしている必要があります。

安静の中には「シャワーや入浴を控える」ということも含まれます。

1~2日はシャワーや入浴は控えましょう。

 

 

まとめ

頭を打った時に限らず、子供がなにかしらのケガや体調の変化があったときは、症状やその後の症状をよく様子を見て、冷静な判断をできるようにしないといけませんね。

 

娘が落ちついた後は、また頭を打つんじゃないかとしばらくはハラハラしてしまいそうです(笑)